日本のピラミッド ②産盥 ストーンサークル

日室ヶ岳

日室ヶ岳
日室ヶ岳の頂上は
直径50センチほどの石で
直径5メートルくらいの円が描かれている
ストーンサークルがある。
旧盆の季節に頂上がフワーっと光る現象が起きる。

禊雨 産盥 日室ヶ岳登頂
「聖地に着くと雨の様子や予報もないのにいきなり降ってきた」

これを禊雨(みそぎあめ)というらしい。

禊雨は導かれて来た人、祝福されている人、が来ると降るらしく

宮司さんは禊雨が降ったので「お客様が見える。」

と社務所の窓から見ていたというのです。

この御縁から幾月かったったころ

日室ヶ岳山頂へ登ることとなりました。

「とても神聖な場所だから産盥で身を清めてから登りなさい。」

と宮司さんに言われるがまま

石のたらいにたまった水につかり身を清めました。

産盥(うぶたらい)とは古来より

皇族に生まれた赤ちゃんを清めるための

石たらいであると後日聞かされました。

このたらいの水で身を清めた後

自分でも信じられない力がわいてきたのです。

肌寒い季節でしたが体はポカポカと腹から温まり

急な斜面を他の登山者は

岩につかまりながら這いつくばって登っているのに

私の身体だけ 急な斜面を スッく っと立って

駆け上がることが出来るのです。

這いつくばって疲労こんぱいの知人を見かねて

そこにあった、つるを引きちぎり

知人の腰にロープを縛り

引っ張って 駆け上がったのです。

まるで漫画のようでした。

頂上に着いた時には汗一つかかず

疲労感もまったくないのです。

下から見ていた宮司さんや他の登山者も

目を丸くして「天狗がついた」と大騒ぎでした。

今考えると自分でも驚きの体験です。

昔、修験者が山から山へ飛んでいたといいますが

このような体験をすると嘘の様な話でも

嘘ではないような気がします。

産盥の水は日室ヶ岳の自然の水

この水で身体を清めたことで

日室ヶ岳と同調したのだと考えられるのです。